完全歩合だけじゃない?「日額固定報酬」の軽貨物ドライバー

「軽貨物なら月収50万円も夢じゃない」という広告を見て、心が躍った方も多いはずです。しかしSNSの口コミなどでは、「軽貨物は稼げない」といった、現役ドライバーたちのシビアな声が散見されます。

もちろん、「軽貨物でしっかり稼いだ!」という意見もありますが、「本当に軽貨物ドライバーは稼げるの?」という不安を感じる方は多くいるはずです。

そこでこの記事では、「軽貨物ドライバーの収入」について説明しながら、個人事業主でありながら「安定した生活」を設計するための新しい選択肢、「日額固定報酬」の働き方についても解説します。

 

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軽貨物の「月収50万円」に隠された、知っておくべき「手取り」の正体

多くの軽貨物求人で見かける「高額報酬」。しかし、これは「手取り」ではなく、あくまでも「売上」の金額であることが少なくありません。

軽貨物求人でよくある「完全歩合(個建て)」の場合、ドライバーの報酬は基本的に「売上」から、自己負担の必要経費と、ロイヤリティ等の「各種手数料」が差し引かれます

つまり、「完全歩合(個建て)」の場合は「売上」=「手取り」ではないのです。
※「個建て」とは、配達した個数×単価で報酬が決まることを指します。

 

【簡易版】軽貨物(完全歩合)の手取り計算式

手取り = 売上 − ロイヤリティ等 − 経費 − 税金・社会保険料の備え

軽貨物求人では、「高額報酬」が謳われているものが多くあります。

しかし、報酬形態が「完全歩合」の場合は、求人票に掲載された金額(売上)が、自由に使える「手取り」にはならないケースが多々あります。

特に業務契約(個人事業主)として稼働する軽貨物ドライバーは、車両を走らせるための「必要経費」は、「売上」を削り取るコストとなります。ここをきちんと管理していないと、「思ったよりも稼げない」となってしまう可能性があるのです。

 

業務委託(個人事業主)の軽貨物ドライバーが負担する主な必要経費

 

  • ガソリン代・高速代
  • 車両維持費(車両がない場合は購入/リース費用も)
  • 保険料

 

軽貨物ドライバーの求人の中には「正社員雇用」もありますが、多くは「業務委託(個人事業主)」として契約します。

そして業務委託として稼働する場合、「必要経費」は自分で負担しなければならないのが一般的です。

ガソリン代」はその典型で、稼働する時間が長ければ、走行距離が増えて必然的にガソリン代の負担も増えてしまいます。

特にリッター当たりの燃料費が高騰すれば、それだけ「手取り」にも直撃します。なお、業務委託契約をした会社によっては、ガソリン代を補助してくれる事例もあるため、ここは事前に確認すると良いでしょう。

また車検代、タイヤ交換、オイル交換などの車両維持費、事業用の任意保険や、万が一の荷物破損に備える貨物保険などの費用も実費負担となります。

さらに、こうした「稼働に必要な経費」以外にも、当然所得税住民税、国民健康保険などの支払いが必要となります。

軽貨物求人が「業務委託契約」の場合は、こうしたコストを踏まえた「手取り」を想定しなければなりません。

 

「軽貨物のロイヤリティ」という見えないコスト

 

また、「見えにくいコスト」という点で、「ロイヤリティ」と呼ばれるものがあります。

ロイヤリティとは、運送会社から案件を紹介・仲介された業務委託を受けた軽貨物ドライバーが支払う手数料のこと。いわゆる「中抜き」です。

ロイヤリティの金額は、運送会社によっても異なりますが、10~20%前後が相場とされています。つまり、「売上」が50万円あったとしても、ロイヤリティで5万円、経費で10万円消えてしまえば、手元に残るのは35万円。

ここからさらに所得税住民税などを支払うことを考えると、「思ったより稼げない」という不満に繋がるのも理解できます。

しかも、仲介会社が間に複数入る「多重下請け(孫請け・ひ孫請け)」という形になると、ロイヤリティはさらに高くなる可能性もあります。

そして残念ながら、今の日本の配送業界は、こうした多重下請けが少なくないのが実情です。

 

【ざっくり試算】軽貨物ドライバーの「手取りの現実感」

「軽貨物は儲かるのか」という点で、手取りの現実感を得る手がかりとして、「ざっくり試算例」を紹介します。
(※数字はあくまで例。エリア・走行距離・案件で変動します)

出来高(個建て)で「売上52.8万」の場合

  • 単価160円 × 150個/日 = 24,000円/日
  • 月22日稼働 → 24,000円 × 22日 = 528,000円(売上)
  • ロイヤリティ10% → 528,000円 × 0.1 = 52,800円
  • 売上からロイヤリティ控除後:528,000円 − 52,800円 = 475,200円
  • 経費例:燃料6万円+車両費6万円+保険等1.5万円 = 135,000円
  • 手取り:475,200円 − 135,000円 = 340,200円 (ここから税金・社会保険料の支払い)

 

上記サンプルの場合、仮に求人票で「月50万稼げる」と書かれていても、「実際の手取りは別」である感覚が掴めるはずです。

 

軽貨物は、繁忙期と閑散期で報酬が不安定になりやすい

軽貨物ドライバーの報酬不安として、「繁忙期」と「閑散期」の荷物量の違いがあります。

「繁忙期」と「閑散期」の売上の違いは、軽貨物ドライバーに限った話ではありません。しかし、特に「完全歩合の業務委託ドライバー」の場合は、これが報酬面で大きな差となることが珍しくありません。

「1個配って150円」といった歩合制の場合、どれだけ「荷物の積み方」や「ルート最適化」などのスキルを高めても、そもそもの「荷物量」が減ってしまえば、どうすることもできません

「頑張れば頑張るほど高収入!」といったコピーが掲載された歩合制の軽貨物求人は、確かに「多くの荷物を配送すれば、それだけ稼げる」という報酬形態です。そのこと自体にウソはありません。

ただ、頑張ろうと思っても案件が少ない閑散期では、ドライバーがどれだけ頑張ろうとしても、配送自体が少ないので、稼ごうにも稼げないのです。

そのため、「稼いだ繁忙期と稼げなかった閑散期、トータルの報酬で考えれば、期待したほどではなかった」という不満を抱くことにもなりかねないのです。

 

軽貨物の報酬を安定させる「日額固定報酬制」

ここまで見てきたように、業務委託として稼働する軽貨物ドライバーが、「完全歩合」の求人で稼働しようとすると、「思ったより稼げない」「報酬が不安定になる」といった面が否定できないことが分かります。

もちろん、「だから軽貨物ドライバーは稼げない」というわけではありません。実際、必要経費などのコストや、繁忙期・閑散期の報酬差を踏まえて、「十分期待通りに稼げている」と考えるドライバーも少なくありません。

ただ、特に軽貨物ドライバーとしての経験が浅い方の場合は、なかなかうまく稼げない可能性もあります。そうした方におすすめなのが、「日額固定報酬制の軽貨物ドライバー」です。

軽貨物ドライバーと聞くと「歩合制」「出来高制」というイメージを持たれる方が少なくありませんが、最近では、社会問題にもなっている「人手不足」の解消を目指し、「日額固定報酬」の軽貨物求人も増えてきているのです。

 

「日額固定報酬」のメリット

 

  • 配送件数に左右されず、所定の条件で稼働すれば、1日の報酬額があらかじめ決まっている
  • 閑散期でも報酬が不安定にならない

 

日額固定報酬のメリットは、言うまでもなく「配送件数に左右されることなく、1日の報酬が決まっている」という点です。

特に初めて軽貨物ドライバーを始める方や、経験の浅い方は、「今日1日何件配れるんだろう」という不安が付きまといます。完全歩合の場合は、配送件数がその日の報酬に直結するからです。

しかし「日額固定報酬」であれば、再配達などで思ったように配送件数が伸びなかった場合でも、所定の条件で稼働すれば、既定の報酬額を手にすることができます

また経験のあるドライバーの場合でも、日額固定報酬であれば、自分の力ではどうすることもできない「閑散期の報酬減」も避けることができます。

「日額固定報酬」の求人でも確認しておきたいポイント

 

  • ロイヤリティの有無
  • 稼働時間の長さ

 

ただ、「日額固定報酬の求人」だからといって、やはり事前に確認しておきたいポイントはあります。それは「ロイヤリティの有無」と「稼働時間の長さ」です。

仮にロイヤリティが発生する求人であれば、その分「手取り」は目減りします。また、稼働時間にも注意が必要です。

再配達が多いケースでは、夜遅くまでの長時間稼働が発生することがあります。そうなれば身体的負担も大きくなってしまいます。求人に応募する際は、こうした条件もしっかりと確認しておくことを強くおすすめします。

 

「日額固定報酬」で「ロイヤリティ」「連続稼働」がないAmazonオフィシャル配送サービスパートナー

「日額固定報酬でできるだけロイヤリティが低く、さらに身体的な負担も少ない軽貨物ドライバー求人」なんていってしまうと、「そんなうまい話があるはずない」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、そんな働き方を実際に実現してくれるものが、「Amazonオフィシャル配送サービスパートナー(DSP)」です。

Amazonオフィシャル配送サービスパートナー(DSP)とは、Amazonが地域の配送企業(デリバリーサービスパートナー)と直接委託契約を結び、そのパートナー企業と業務委託したドライバーが配送を行う仕組みです。

2次請け・3次請けといった孫請け構造がないため、報酬単価が高めに設定されており、案件も豊富。さらに「ロイヤリティなしの日額固定報酬」という、ドライバーファーストな報酬体系が構築しています。

また、Amazonの委託配送は、ドライバーの身体的負担を減らすため、週の稼働時間もしっかりと管理。当然Amazonオフィシャル配送サービスパートナーでもドライバーが無理な連続稼働をしないようコントロールしています。

つまり、Amazonオフィシャル配送サービスパートナー(DSP)とは、日額固定報酬(しかも報酬単価が高め)で、ロイヤリティがなく身体的な負担も少ないという新しい働き方を提供しているのです。

この「うまい話」がウソではないということは、実際の求人情報を確認してみればすぐにわかります。

軽貨物ドライバーの「報酬面の不安」を解消したいとお考えならば、日額固定・ロイヤリティなし・稼働時間管理という仕組みを持ったAmazonオフィシャル配送サービス(DSP)は、十分検討に値するでしょう。

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